KEKのSDGsの取り組み

KEKは、加速器科学に関する研究・開発の現場から職員の日常業務や福利厚生の現場に至るまで、SDGsを強く意識した活動を幅広く展開しています。 特に「教育」に対する取り組みは多彩で、中学生から若手研究者のための物理教育プログラムを数多く実施しており、その対象者は、国内はもちろんのこと東南アジアなど海外にまで広がっています。

また、KEKは大型加速器実験で大量の電力を消費することもあり、「エネルギー」問題への取り組みには省エネや効率改善活動、再生可能エネルギーの活用など全力を注いでいます。 とりわけ、KEKの最大の特徴は「平和」への貢献です。 様々に深まるこの国際社会の分断を、大型加速器による国際共同実験を通じて、科学者と研究機関の連帯を強めることで繋ぎ止め、世界平和実現への礎を作り上げています。

「SDGs」とは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2016年から2030年までの国際目標です。 持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

SDGsに対してKEKはこれからも積極的に取り組んでまいります。