5月25日～26日、「第4回つくばパンまつり」（主催：つくばパンまつり実行委員会）がつくばセンター広場（茨城県つくば市）で開催されました。KEKは26日にワークショップ・キッズコーナーに出展しました。
ワークショップ・キッズコーナーでは2日間で六つの企業や団体・研究機関がブース出展し、子供向けワークショップが開催されました。KEKは昨年に引き続き、楽しみながらKEKの研究に触れていただくことを目的に、会場内に隠した17種類の素粒子キャラクターを探して標準理論表を完成させる「素粒子をさがそう」ラリーを実施しました。
親子連れを中心に約280人が参加、「17種類の素粒子を全部探す」という少しハードルが高いミッションにもかかわらず、参加したほぼ皆さんが完走しました。ミッションクリアのご褒美に回せるガチャガチャで当たった素粒子の缶バッジと、ラリーで使ったワークシートを照らし合わせて、缶バッジの素粒子がどれなのか一生懸命確認していました。「4月のKEKの科学技術週間で参加して楽しかったのでまた参加しました」「素粒子のキャラクターのぬいぐるみがとってもかわいい」「大変だったけれど面白かった」といった感想が寄せられました。
今回はワークショップだけでなく、パン屋さんとコラボレーションしたパンの数量限定販売もありました。「素粒子をさがそう」のキャラクター「電子」の顔をデザインした「素粒子パン」をブーランジェリーアンアミー（Boulangerie une Amie）さんに作っていただきました。発売開始後すぐに完売になる人気ぶりでした。
本イベントは、高エネルギー加速器研究機構（KEK）幼児～小学校低学年向け広報ツール開発事業により実施されたものです。
次回の「素粒子をさがそう」のイベントは、6月16日（日）にBOOKACE TSUTAYA イオンタウン水戸南店（茨城県茨城町）で実施予定です。
「素粒子をさがそう」イベント用物品は貸し出しが可能です。幼稚園や小学校でのイベントにご活用ください。KEKの講師派遣プログラム「KEKキャラバン」からお問い合わせください。