常設展示:コミュニケーションプラザ
常設展示ホール「KEKコミュニケーションプラザ」では、加速器が動く仕組みや素粒子について学んだり、宇宙から降り注いでいる宇宙線を観察したり、身近なものに含まれている放射線を自分で測ってみたりすることができます。 また、シアターコーナーでは、KEKの紹介ビデオをご覧いただけます。
所在地
茨城県つくば市大穂1-1
KEKつくばキャンパス 国際交流センター内
開館時間
09:30〜16:30
入場料
無料
事前予約
不要
休館日
年中無休(年末年始・夏期休業期間を除く)
休館日(年末年始・夏季休業期間)
夏期 | 2023年8月5日〜6日、8月14日〜16日 |
年末年始 | 2023年12月29日〜2024年1月3日 |
入口案内図
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問い合わせ先
広報室 見学担当
029-879-6048
kengaku@kek.jp
お願い
ご来場の際には、正面入口すぐのインフォメーションセンターにお立ち寄りください。 コミュニケーションプラザ以外の研究施設の見学をご希望の場合は事前のご予約をお願いします。 10名様以上の団体で受け付けています。 詳しくは施設見学ツアーのご案内をご覧下さい。
展示物の紹介
音声ガイダンス
KEKコミュニケーションプラザでは、音声ガイドを聞くことができるタッチペンを導入しています。 スピーカー付きのペンで、音声ガイドアイコンをタッチすると、タッチしたコーナーの説明が流れます。日本語と英語の切り替えができます。
ワンダークォーク
宇宙はどのように誕生し、全ての「もの」は何からできているのかを解くカギとなるクォークの世界を3つのプログラムで体験できます。
三面シアターコーナー
三面の壁に映像が投影されるシアターコーナーです。 KEKやKEKにある2つの研究所と2つの研究施設の紹介動画をご覧いただけます。
ボールコースター
粒子を加速するには、加速のタイミングが重要です。 電磁石を使って、鉄のボールをうまく加速するためのタイミングを体験してみましょう。
波形コースター
加速器では凸レンズや凹レンズの働きをする磁石を組み合わせて、粒子が軌道からはずれないように制御しています。 ビー玉を転がしてみて、制御の仕組みを体験してみましょう。
スパークチェンバー
宇宙から日夜降り注いでいて、建物や皆さんのからだも突き抜けてしまう、ミュー粒子という素粒子の一種を観察することができます。
霧箱(きりばこ)
宇宙からやってくる放射線を観察することができます。
立体タンパク質
放射光を使って解き明かした、生命の働きを支えるタンパク質の構造をいろいろな角度から立体的に見ることができます。
ニュートリノ振動実験などで活躍し、小柴先生のノーベル賞受賞のきっかけにもなった、世界最大の光電子増倍管を見ることができます。
ハンズ・オン
ミクロの世界を探る装置では、空気のように軽い「エアロジェル」や、透明なのに鉛の重さを持つ「鉛ガラス」が使われます。これらの不思議な物質を手で持ってみましょう。
ノーベル賞コーナー1
2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠博士のレプリカメダルを紹介しています。
ノーベル賞コーナー2
KEKを原点にした研究で2009年にノーベル化学賞を受賞されたアダ・ヨナット博士の研究を紹介しています。
マターポート
50インチのスクリーンにKEKの主だった施設・設備の一部を三次元のコンピュータグラフィックスで再現し、タッチパネル操作でいろいろな角度から自由に施設を見ることができます。
Bファクトリーオブジェ
天井には、物質と反物質の性質の違いを調べるBファクリープロジェクトの電子・陽電子衝突型加速器KEKBを表現したオブジェが設置されています。
宇宙のものさし
ものの大きさが10倍、100倍、1000倍になったら、10分の1、100分の1、1000分の1になったら、この自然はどのように見えるでしょうか?この世で一番小さい素粒子から宇宙の果てまで、いろいろなものの大きさや距離をくらべてみましょう。
日本最初のホームページサーバ
1992年に日本で最初にホームページを公開したサーバー計算機を展示しています。