職場体験、令和4年度は12名の生徒を受け入れました

加速器超伝導磁石用超伝導線の断面を顕微鏡観察している様子

職場体験は、文部科学省が推進する学習活動で、生徒が働く人と直接接することにより、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指して行われています。

令和4年度は5校12名の生徒がKEK現地での職場体験、またはオンラインでのインタビューを行いました。

現地では、超伝導材料評価実験への立ち会いやねじ切り加工を体験しました。オンラインでは、宇宙の変遷、誕生について現在どういった研究をしているかについて、研究者にインタビューを実施しました。

職場体験をした生徒からは、「コストダウンなどさまざまな工夫をして性能のいい加速器を造ろうとしていることが分かった」、「研究されている方の話を直接聞くことでKEKについてだけでなく、研究職を身近に感じることができた」、「勉強している宇宙物理について、今の私では、理解できない高度な内容もあったので、これからの学習で整理し、そして大学でもしっかり物理を勉強しようと思いました」などの感想が寄せられました。

職場体験の様子

ダイスを使っておねじを加工中

受入校

8月2日(火)

つくば市立高山中学校
中学1年生 1人

8月3日(水)

つくば市立大穂中学校
中学2年生 5人

8月5日(金)

つくば市立手代木中学校
中学2年生 2人

8月5日(金)

東京都立西高等学校
高校1年生 3人

11月9日(水)

滋賀県立守山高等学校(オンライン)
2年生 1人

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