KEKウィンター・サイエンスキャンプ2021をオンラインで開催

12月27日(月)、高校生、高専生を対象としたウィンター・サイエンスキャンプを実施しました。昨年に続きオンラインで開催したキャンプには、全国から43名の高校生が参加。最初に参加者全員が全体概要説明とミニ施設見学ツアーへ参加した後、3つの実習コース(素粒子を見てみよう、放射線を知ろう、回折で極微細なものを見てみよう)及び1つの講義・見学コース(加速器のライブ配信と原理紹介、講義:加速器とミクロの世界)へそれぞれ分かれて講義・実習を受けました。

全体概要説明
ミニ施設見学ツアー
素粒子を見てみよう
放射線を知ろう

回析で極微細なものを見てみよう
加速器の原理紹介、講義:加速器とミクロの世界

参加者からは

「全体を通して、今もしくはこれから学ぶことの多くが最前線の研究で活かされていることを感じました」

「実際に加速器を間近で見たいという気持ちや、参加者といろいろな話をしたかったという気持ちがあります」

「単に素粒子や加速器に関する学びだけではなく、質疑応答などを通して多くのことを学べたと思っています。今後、このような機会があれば積極的に参加したいです」などの感想がありました。

ウィンター・サイエンスキャンプは、科学技術振興機構(JST)の委託事業として平成18年にスタートし、平成27年からKEKの主催事業となり、一般寄附金事業の支援を受けて実施しました。

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