高エネルギー加速器研究機構
農研機構
ポイント
- 高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所と、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)がつくば駅前商業施設で合同の特設無人展示を開始
- KEKの展示では、ピロリ菌の研究成果を紹介
- 農研機構の「ミニ食と農の科学館」は、秋の味覚や、見て嗅いで触れる展示
概要
つくば市は数多くの研究所が集まる研究学園都市です。気軽にちょっと立ち寄って研究所の活動内容に触れていただこうと、KEKの物質構造科学研究所(物構研)が、2022年6月つくば駅前の商業施設で特設展示「POP intoサイエンス」を始めました。物構研は、物質や生命に関する多岐にわたる研究を行っていますが、その中の構造生物学研究センター(SBRC)が「新型コロナウイルスの中和抗体」の紹介をしました。展示会場には多くの来場者が訪れ、自由に書き込めるノートには「もっといろいろな研究所の展示を見たい」という声もありました。
このたび、多くの研究所の展示が集まる場所にしたいというKEKの考えに賛同した農研機構が、「ミニ食と農の科学館」展示を開始しました。「食と農の科学館」は、つくば市南部に位置する農林水産業をテーマにした科学館です。また、KEK物構研のブースも合わせて展示替えを行い、日本とヨーロッパのピロリ菌について紹介しています。
研究学園都市つくばの玄関口であるつくば駅前で複数の研究所が合同で研究活動を紹介する場所はこれまでありませんでした。訪れる方に各研究所を知ってもらう目的だけでなく、KEKと農研機構の横のつながりをもっと広げて、研究学園都市全体の紹介ができる場をつくることができればと考えています。
特設展示ご案内
茨城県つくば市吾妻1丁目6-1 トナリエつくばスクエア クレオ3階
トナリエつくばスクエアへのアクセス
(北西吹き抜け側エスカレーター上ってすぐ)
毎日 10時00分〜20時00分
入場無料・予約不要
感染症対策のため、手指消毒のご協力のお願いをしている展示もございます。
詳しくは プレスリリース をご参照ください。