8月24日、まつりつくばの企画「スーパーサイエンスパーク」(主催:つくばスマートシティ協議会・つくば市)の一環として、「宇宙縁日」を開催しました。当日は親子連れを中心に、約650人が参加しました。
「スーパーサイエンスパーク」は、“スーパーサイエンスシティ”つくばを舞台に、子どもから大人までが楽しみながら科学技術に触れられることを目的とした催しです。市内の中学校や研究機関が参加し、多彩な体験イベントが行われました。
「宇宙縁日」では、遊びを通じて宇宙の不思議に出会える体験を用意しました。動画の上映では、私たち人類が理解している宇宙は全体のわずか5%にすぎないことをわかりやすく紹介。その後の「物質ボールすくい」では、5%分しか入っていないカラーボールを子どもたちがすくい取りに挑戦し、「全然取れない!」「5%ってこんなに少ないんだ!」と驚きの声をあげていました。さらに「素粒子輪投げ」では研究者が「5%」わかっているものが素粒子でできていることを説明。解説を聞きながらゲームを楽しむ姿が見られました。




会場では、「遊びながら宇宙を知るのは面白い」「宇宙がまだまだ謎に包まれていることを初めて知った」といった感想が子どもたちから寄せられ、保護者からも「子どもと一緒に学べて楽しかった」という声を多くいただきました。科学を“難しいもの”ではなく、“身近で楽しいもの”として感じてもらう機会となりました。
KEKではこれからも、地域の皆さまとともに、子どもから大人までが楽しみながら科学の魅力に触れられる場をつくっていきたいと考えています。