KEKの研究者との対話から生まれた作品がつくばメディアアートフェスティバルで展示されます

KEKアーティスト・イン・レジデンス2025 作品展示

【参考画像】片岡純也+岩竹理恵「MOT アニュアル2020 透明な力たち」展示風景 撮影:木奥惠三

KEKは「KEKアーティスト・イン・レジデンス2025(KEK AiR 2025)」と題しアートと科学を融合させる取り組みを実施しました。これは、アーティストと科学者のコラボレーションにより新たなメディアアート作品を制作するつくば市のプロジェクト「つくばサイエンスハッカソン2025」の一環です。

今回、つくば市からの委嘱を受けたアートユニット片岡純也+岩竹理恵の両氏が4月18日から5月16日までの約一ヶ月間KEKに滞在し、28人もの研究者らに取材、14の施設を見学しました。そして、完成した作品が、つくばメディアアートフェスティバルで初お披露目となります。超弦理論、フレミングの左手の法則、波・粒・力の関係性など、滞在期間に得たインスピレーションを基にした作品となる予定です。アーティストがKEKの研究をどのように感じ表現したのか、ぜひこの機会にご覧ください。

なお、つくばメディアアートフェスティバルの会期は8月11日(月・祝)までですが、アートユニット片岡純也+岩竹理恵の作品は8月10日(日)までの展示となります。その後、8月14日(木)から8月20日(水)までは大阪・関西万博にて展示予定です。

開催概要

見て、体験して、学べる “科学×アート”

「つくばメディアアートフェスティバル」は、「科学の街つくば」の特色を生かした、つくばならではの文化の発信を目指して2014年度にスタートし、今回で7回目の開催をむかえます。

メディアアートの分野で、世界でもトップクラスの実績を誇る筑波大学の「工学・芸術連携リサーチグループ」の協力のもと、筑波大学が輩出する国際的アーティストや学内公募により選ばれた学生たちによる、分野を超えテクノロジーと芸術が融合した作品の数々を展示します。最先端の研究の成果や新しい発想の数々を、見て、体験して、学べる。科学×アートの魅力を感じてみませんか。

会期2025年8月1日(金)~8月11日(月・祝)
開館時間:9:30~17:00(最終日は13:00閉館、入場は閉館の30分前まで)
休館日:8月4日(月)
*アートユニット片岡純也+岩竹理恵の作品は8月10日(日)までの展示となります。
会場茨城県つくば美術館
茨城県つくば市吾妻2-8
主催等主催:つくば市
共催:筑波大学工学・芸術連携リサーチグループ
監修:岩田洋夫(武蔵野大学、筑波大学名誉教授)、内山俊朗(筑波大学)、村上史明(筑波大学)
協力:大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
助成:令和7年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
後援:茨城県、つくば市教育委員会、公益財団法人つくば文化振興財団
出展作家クワクボリョウタ、片岡純也+岩竹理恵
芦沢優介、阿曽寛己、稲垣望美、稲田和巳、猪瀬陽、内山俊朗、江崎聖桜、王尾仁思、岡村美紀、勝部里菜、川口一画、澤田亮、島袋朱里、清水紘輔、鈴木健嗣、善甫啓一、露口啓太、西宮知世、長谷川泰斗、長谷川実紀、裵洙我、ボボ、前田凜子、村上貴人、守新太郎、山岡一樹、山下采夏、山名琢翔、山根千幸、渡辺ミリ

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