KEKに高額のご寄附を頂いた個人および法人関係者の方々をお招きし、機構長から感謝状などをお贈りする「機構長主催 感謝の集い」を12月26日、つくばキャンパスで開催しました。この催しは2017年から開かれ、今年で6回目を迎えます。
同日は、KEK栄誉会員、特別貢献会員、貢献会員または賛助会員の称号を得られた寄附者へ招待状を送付し、8名が参加しました。
集いでは、山内正則機構長による挨拶のあと、足立伸一・寄附金担当理事が寄附金による活動についての報告がありました。その後、山内機構長から寄附者の方々への感謝状等の贈呈と同機構長から機構の最新活動状況について説明が行われました。
続いて、筑波実験棟に移動し、加速した電子と陽電子を衝突させて宇宙創成の謎に迫る実験を行っている Belle II測定器を見学しました。
また、寄附金事業として行われている高校生・高専生が対象の「ウィンター・サイエンスキャンプ」の見学を行いました。
いずれも寄附者の方々から積極的な質問がなされ、予定の時間を超過する集いとなりました。帰り際には「通常は入れない実験施設まで入ることが出来て楽しかったです」「今の高校生の知識の高さに驚きました」などのコメントもあり、盛況のうちに終了しました。