KEKの元職員や共同研究をしたことがあるなどKEKにゆかり（所縁）のある人をネットワーキングする団体「KEKゆかりの会」の第2回総会が、9月23日にKEKつくばキャンパスで開かれ、約40名が参加しました。総会の参加者が構内見学も同時に楽しめるようにと、KEK一般公開の日と同日に開催されました。
会でははじめに、山内正則機構長が「懐かしい顔をたくさん見られてとてもうれしいです。OB/OGの皆様のおかげで、さまざまな研究成果が生まれ、素粒子の標準模型という物理法則をまとめあげることに寄与することができました。これは人類の歴史の中でも輝いているできごとです。これから先、世界中が技術、知恵と力を持ち寄ってやらなければなりません」と挨拶。続いてKEK紹介ビデオを上映し、機構長より最新の活動報告を行いました。
その後、会の規約の改定について本会事務局より説明があり、規約改正が承認されました。
最後に、機構長との懇談が行われ、「会のこれからの活動に期待している」「訃報などの情報が共有できるようになるとありがたい」「昔、KEKが始まったばかりの時に尽くしてくれた人と連絡が取れるようにしてほしい」「ILC（国際リニアコライダー）の最新情勢についてお聞きしたい」など様々な意見が寄せられました。