中高生がそれぞれの選んだ研究テーマでつくば市内の研究機関や一般企業を訪れ、調査研究を行い発表する「つくばサイエンスキャスティング2023（主催：サイエンスキャスティング実行委員会）」が、4年ぶりに8月8日から9日にかけて開催されました。
参加した中高生は「花火を作って、仕組みを調べよう！（産業技術総合研究所）」「身近な化学物質は生き物にとって安全？（国立環境研究所）」など11のテーマから1つを選び、調査研究を行いました。
KEKつくばキャンパスには3名の中高生が訪れ「電磁波の伝達速度を測ってみよう」というテーマで調査研究を行いました。参加者は、加速器研究施設 植木 竜一助教、諏訪田 剛教授、岡田 貴文助教の指導のもと、同軸ケーブルの中で信号を伝達する電磁波の伝達速度を測定したり、電磁波の速度・屈折率を計算したりしました。
調査研究の翌日、参加者はつくば国際会議場に集まり、調査内容をまとめ7分間で紹介しました。班のメンバーで、内容がわかりやすく伝わるよう議論し、プレゼンテーションに臨みました。
1日目の夜に夕食会を行い、参加者同士、また研究所の先生方との交流を深めました。2日間を通じ、盛りだくさんのプログラムを熱心に取り組んでいました。
