科学と社会をつなぐ日本最大級のオープンフォーラム「サイエンスアゴラ2022」(科学技術振興機構主催)が、東京・お台場のテレコムセンタービルなどで3年ぶりに対面形式で行われました。KEKは、11月5日にステージ企画「研究DXで日本の科学技術は立ち直れるか」を、また11月5〜6日の2日間「加速器がつくったもの:これまでとこれから」と題した企画展示を行いました。
今年のサイエンスアゴラのテーマは「まぜて、こえて、つくりだそう」。この問いに対してKEKは「デジタルトランスフォーメーション(DX)が持つ、研究成果創出への可能性」と、「加速器とその周辺技術がもたらしてきた社会への波及効果と未来の可能性」という2つの観点からメッセージを伝えることにしました。
テレコムセンタービル4階のミニステージでは国立情報学研究所、物質・材料研究機構、KEK、アマゾン ウェブ サービス ジャパンから専門家が登壇し、研究のデジタルトランスフォーメーション(DX)の活用で、低下が懸念される日本の研究力を回復できるかを討論しました。会場とオンライン合わせて約30人の参加がありました(詳しい内容は後日改めて掲載します)。
3階のKEKのブースでは、加速器を使った研究がこれまでにもたらしてきた効果について、医療、産業、IT、農業、未来の可能性など、分野ごとに10枚のパネルで展示。来場者には、パネルを見てもらいながらクイズラリーに参加していただきました。2日間で約700人の来場者がありました。
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