令和4年1月20日、21日にKEK技術職員シンポジウムがオンラインで開催されました。本シンポジウムは、全国の国立大学、国立高等専門学校、大学共同利用機関に所属する技術職員が参加し、各機関での取り組みや成果などについて意見交換を行うものです。
第22回となる今回は、49の機関から208名の技術職員が参加し、「これからの技術職員に期待されていること」というテーマについて12件の報告と全体討論会がありました。全体討論会では技術職員が持っている各種技術のサイトマップの作成が技術需要の発掘につながり、人材の交流・育成システムを大学、機関で連携して行うことで技術職員全体のレベルアップにつながるとの意見が寄せられました。
本シンポジウムは、全国の職員が一堂に会することから、研修受け入れ先の開拓など情報交換を行う貴重な場ともなっています。今年度はコロナの影響でオンライン開催となりましたが、各機関からは引き続き開催を望む声があり、幅広く意見を交換できるテーマを提供していきたいと考えています。