高校生、高専生を対象としたウィンター・サイエンスキャンプを、初めてオンラインにて12月25日(金)に実施しました。全国から6名、国外から1名の計7名の高校生が、3つの実習コース(素粒子を見てみよう、放射線を知ろう、回折で極微細なものを見てみよう)及び1つの講義コース(加速器の原理、特別講義:加速器は夢の顕微鏡)へ、それぞれ分かれて参加しました。
ウィンター・サイエンスキャンプは、科学技術振興機構(JST)の委託事業として平成18年にスタートし、平成27年からKEKの主催事業となりました。
参加者した高校生からは「自分の目指す進路や将来について以前よりも前向きに考えられるようになり、参加して良かったと思いました」「たくさんの事を学ぶことができました。来年オンラインでなかったら、もう一度参加させていただきたいです」「加速器にはエネルギー等の物理だけでなく、化学も関わっていることを学んだので、これからも様々な分野の事柄を学びたいと思いました」などの感想がありました。