益川敏英さんの訃報に接しての小林誠特別栄誉教授のコメント

7月29日夜、2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんの訃報がテレビなどで流れ、これに伴い、益川さんと同時にノーベル賞を受賞したKEKの小林誠特別栄誉教授の追悼コメントを求める電話が小林さんと広報室に殺到しました。このため同日夜、国内の各メディアに対して下記の通り小林さんのコメントを公表しました。

小林誠KEK特別栄誉教授のコメント:
益川さんとは大学時代からの付き合いで、私より5年ほど先輩でした。
そこでは、たいへんいろいろなことを学びました。
彼は独特の論理を持っており、彼と議論することがとても有益でした。
最後にお会いしたのは数年前、日本学士院の定例の会合だったと思います。
体調が悪いとは前から聞いていたので心配していましたが、とても残念でなりません。