核融合セミナー Current Activities and New Trend of Thermo-Nuclear Fusion in the World
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開始 | 2017/07/25(火)16:00 |
終了 | 2017/07/25(火)17:00 |
会場 | 3号館7階会議室 |
講演者 | Claude Deutsch (名誉教授、Laboratoire de Physique des Gaz et Plasmas) |
言語 | 英語/English |
連絡先 | 高山 健 (PHS 4228) |
ウェブサイト | |
食堂・売店 | 利用予定なし/0 |
概要
1950年代に提案された熱核融合によるエネルギー生成は、その提案から60年が経過したが、未だ実用化への道が開かれた様には見えない。装置科学と云う視点からは加速器と類似点が多いが、後者が段階的に目的を果たし、極めて健全な進化を遂げているのに比すると相違点も多い。装置の3次元的スケールアップ無しには何も進まない核融合装置に対して、強収束・機能分離の発明が加速器のモジュール化を促し、エネルギーのスケールアップが一次限的に容易になったシンクロトロンとの決定的な違いだろう。今回、加速器技術を積極的に核融合に導入する重イオン慣性核融合のシナリオ作りと核融合標的物理(特にヨーロッパに於いて)に長年貢献して来たDeutsch教授を迎え、期待通りに成果が出せなかったことから米国リバモア研究所の国立点火研究所・レーザー慣性核融合プロジェクトの実質的格下げに伴ってフラストレーションの貯まったこの分野の研究活動の現状と新しいトレンドについて総合的にレビューして貰う。
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