第15回KEK-CERN委員会が開催されました

オンライン・ミーティングの様子


 

欧州合同原子核研究機関(CERN)とKEKの研究者が共同研究の進捗状況などを報告し、今後の協力について議論する「KEK-CERN委員会」が11月2日(月)にオンライン・ミーティング形式で開催されました。毎年開催されているもので、今年で15回目となりますが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で初めてのリモート開催でした。

 

KEKとCERNの協力関係は、日本がCERNで行っている大型ハドロン衝突型加速器(LHC)プロジェクトへ参画した1994年に始まり、2009年に締結された協定のもと様々な分野で協力関係を築いています。2014年には互いに分室を設置し、また2018年にはLHC加速器高輝度化アップグレード計画(High Luminosity LHC Project: HL-LHC)における協力について協定を締結し、活発な交流を続けています。

 

委員会ではLHCでの国際共同研究であるATLAS実験の進捗状況や、HL-LHCプロジェクト、HL-LHC加速器に設置予定のビーム分離用超伝導双極磁石(D1: superconducting beam separation dipole)、次世代直線衝突型加速器等、各プロジェクトの研究者より進捗状況が報告されました。また委員会の終了時には、今年中をもって加速器部門長を退任するFrédérick Bordry氏へ、岡田理事からこれまでの氏の貢献に感謝の意が述べられました。

 

次回は2021年秋頃に開催予定です。

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