令和8年7月14日、文部科学省において、韓国・基礎科学研究院(IBS)希少同位体科学研究所(IRIS)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所(IPNS)との間で、ハイパーカミオカンデ計画に関する研究協力の覚書附属書の交換式が行われました。
交換式には、文部科学省、KEK、IBS IRISおよび韓国科学技術情報通信部(MSIT)の関係者が出席し、ハイパーカミオカンデ計画への韓国の参加状況や今後の協力内容について意見交換を行いました。
式典では、文部科学省より、ハイパーカミオカンデは素粒子・宇宙研究を牽引する国際的な大型プロジェクトであり、その成功には国際協力が不可欠であることが述べられました。また、KEKからは、韓国の研究者がスーパーカミオカンデの時代から重要な貢献を続けていることへの謝意が示されるとともに、現在は韓国の7機関・約20名の研究者がハイパーカミオカンデ計画に参画していることが紹介されました。
IBS IRISからは、研究所内に高エネルギー物理分野の国際協力センターを新設したことが報告され、ハイパーカミオカンデ計画を通じた日韓の研究協力への期待が示されました。
今回の附属書締結は、ハイパーカミオカンデ計画における国際連携のさらなる強化と、日韓両国の研究協力の発展に向けた重要な節目となりました。関係機関は今後も連携を深め、2028年度の実験開始に向けて協力を進めていきます。
