アジア加速器・測定器フォーラム「AFAD 2021」が開催されました

3月16日(火)〜18日(木)アジア加速器・測定器フォーラム「AFAD 2021」が開催されました。
AFADは、加速器及び加速器関連技術、検出器の研究開発、またそれらの応用分野におけるアジア・オセアニア地域内での連携と協力のさらなる発展を目指し、2011年度に発足したフォーラムです。
昨年は、新型コロナウィルス感染症の世界規模パンデミックの影響のため開催が延期されましたが、今年は日本やロシアをはじめとする8つの国と地域から、204名が参加しました。

本フォーラムでは、プレナリーセッションで各国のプロジェクトの状況が報告され、加速器や検出器に関連する7つの分野(WG1: 光科学、WG2:検出器開発、WG3:産業・医療応用、WG4:革新的加速器、WG5:ハドロン・中性子科学、WG6:ネットワーク・計算機、WG7:低温工学・超伝導)のワーキンググループによるパラレルセッションにおいて、それぞれの分野の研究者による活発な議論が行われました。

各国が持ち回りでフォーラムを開催することで、主催する国・地域の状況が毎回注目されるところがAFADの特徴ですが、未だ国際往来が不可能な状況のため、今回のホスト国ロシアが中心となり、初めてオンライン形式による開催となりました。
次回のAFAD2022はオーストラリアが主催することが正式に発表され、ワークショップは成功裏に終了しました。

(各ワーキンググループ別、国別の参加者数については、下表を参照のこと。)

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