核融合中性子源用加速器開発の現状

開催日時

2024/03/15(金)10:00〜11:00

開催場所

J-PARC中央制御棟打ち合わせ室 + Zoom

講演者

長谷川 和男氏(QST)

言語

日本語

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お問い合わせ

五十嵐 進 (PHS 4139)、發知 英明 (hideaki.hotchi@j-parc.jp)

概要

核融合原型炉実現の課題の一つは、高エネルギー中性子に耐えうる材料の開発であり、加速器を利用した材料照射施設の原型加速器(LIPAc)の開発を、日欧協力の幅広い(BA)活動で実施している。LIPAcは段階的なコミッショニングを行い、2019年7月にRFQの短パルス(低デューティ)でのビーム加速試験に成功し、次の段階となる長パルスビーム試験を2021年7月に開始した。一方で、安定性やデューティ向上に伴う課題も明らかになってきた。ここでは、各加速器機器の状況や課題、ビーム試験の結果を報告する。