PF研究会「開発研究多機能ビームラインの建設と利用」②

開催日時

2023/01/05(木)13:00 〜 2023/01/06(金)12:30

開催場所

ハイブリッド開催(小林ホール等、Zoom)

講演者

船守展正他

言語

日本語

お問い合わせ

pf-kenkyukai@pfiqst.kek.jp


概要

PF、UVSOR、HiSORの3施設は、放射光学術基盤ネットワークの中核的事業として、PFに開発研究多機能ビームラインを建設するための準備を進めてきた。このビームラインは、柔軟性を格段に向上させることで、革新的なアイディアの試行の場、若手人材の成長の場として機能し、放射光科学の持続的発展に貢献する。また、遠隔・自動測定の機能強化、機器の長寿命・低コスト化など、全ての放射光施設に共通の重要課題の解決に貢献する。
 KEK研究実施計画2022において、PFの後継施設の候補となるHybridリングの実現に向けた開発研究が採択された。開発研究多機能ビームラインを早期に建設して、Hybridリングで展開される放射光2ビーム利用の技術実証を進め、サイエンスの成果を創出することが計画されている。
 本研究会では、施設側からビームラインの検討の状況を説明し、それを受けて利用者側からサイエンスの提案を行う。また、ビームラインで実施する開発研究やビームラインの運用方法に関する議論を行う。提案や議論を検討に反映させることで、開発研究多機能ビームラインにおいて、放射光2ビーム利用による画期的なサイエンスの成果の創出を可能にすることを目的とする。