「科学と音楽の響宴」は、科学者による分かりやすい講演と、音楽コンサートを組み合わせ、一般の方々に科学をより身近に感じてもらうためのレクチャー&コンサートです。 地域の文化活動の一環として高エネルギー加速器研究機構がつくば市・つくば文化振興財団と共同で実施しています。
開催概要
日時 | 2024年12月1日(日) 14:00 開演(13:00開場) 第1部 レクチャー:14:00~15:00 第2部 コンサート:15:20~16:20(予定) |
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対象 | 小学生以上(未就学児の入場はご遠慮ください) |
場所 | ノバホール(つくば市吾妻1-10-1) |
入場料 | 無料/全席自由/先着順(定員950名) |
留意事項
- 公演当日は、12:00からノバホール入口にて整理券を配布します。
- 本公演は全席自由席です。ご入場いただいた順番で、空いているお席にお座りください。
- 開場時刻は開演の1時間前を予定していますが、天候などの事情により、開場時刻を早める場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 車椅子をご利用の場合、(公財)つくば文化振興財団(029-856-7007)まで事前にご相談ください。
- 車でお越しのお客様は、最寄りの有料駐車場をご利用ください。
第1部 レクチャー
宇宙のはじまりの「非常識」~唯物論から唯空論へ~
「宇宙は「無」から始まった。」宇宙の始まりの説明に、このようによく書かれています。どうして、何もないところから、こんな多くの物質とエネルギーに満ちあふれた宇宙ができたのでしょうか?ビッグバン宇宙っていうけど、エネルギーって保存するのではないの?宇宙のはじめにどんな「非常識」なことが起きたの?その理解を進めるきっかけとなったのが、2012年のヒッグス粒子の発見です。ヒッグス粒子の発見により、我々の研究の対象は「粒子(物質)」から「真空」に移っていきました。「真空」「時空」といったものが宇宙をどうやって作っていったのかをお話しします。
第2部 コンサート
天空に馳せる生命のロマン
〇 J.S.バッハ イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
Johann Sebastian Bach Italienisches Konzert F-dur BWV971
(1685-1750)
〇 フランク 前奏曲、コラールとフーガ
César Franck Prélude, Choral et Fugue
(1822-90)
〇 シューベルト 即興曲、変ト長調 D899 Op.90-3
Franz Schubert Impromptu Ges-dur D899 Op.90-3
(1797-1828)
〇 ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 「テンペスト」 Op.31-2
Ludwig van Beethoven Klaviersonate Nr.17 d-moll „Tempest”Op.31-2
(1770-1827)
(曲目は予告なく変更になる場合があります)