KEKキャラバンは、2010年4月に開始した、KEKの研究者や職員を全国津々浦々の学校や各種団体等へ講師として派遣するプロジェクトです。「加速器だから見える世界」「物理学とはどんな学問」といった講義や霧箱実験など、派遣先のご相談に応じて実施しています。 対象は小学生から大人まで。
現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、通常の講師派遣のほか、オンラインでの講義も受け付けています。
2021年4月~9月には5件実施しました。参加者からは 「加速器は物理のいろいろなところで役立っていて興味深い」「ILCによって宇宙の法則や原点を知れるというのが印象に残りました」「宇宙という大きなものと、素粒子という極小のもののつながりに、とても興味をもちました」などの感想が寄せられました。
宇宙や物質、生命の素朴な疑問などについて、講師と交流しながら直接質問などができるスタイルが好評です。
KEKキャラバンの申し込みを承っております。お申込み方法はこちら
開催した講座
2021年4月
4月28日(水)「加速器だから見える世界」
高橋 将太 アシスタントURA
つくば市立桜学校(茨城県つくば市)
中学2年生 102人
2021年5月
5月6日(木)、13日(木)、20日(木)、27日(木)「加速器と共に探る自然史の歴史」
鎌田 進 名誉教授
つくばエキスポセンター(茨城県つくば市)
一般の方 12名
2021年7月
7月13日(火)「加速器だから見える世界」「物理学はどんな学問?どう役に立っているの?」
高橋 将太 アシスタントURA、藤本 順平 講師
東京農業大学第二高等学校(群馬県高﨑市)※オンライン講義
高校1年生 76人
7月16日(金)「宇宙の法則を知るILC実験」
藤本 順平 講師
一関市立厳美中学校(岩手県一関市)※オンライン講義
中学3年生 19人
2021年8月
8月25日(水)「物理学で何がわかるの?」ーノーベル物理学賞を3つ受賞した霧箱を観察しようー
藤本 順平 講師
静岡市立高等学校(静岡県静岡市)※オンライン講義
高校1年生 37人