人の一生がおよそ100年、奈良の歴史は1300年。奈良時代からの歩みを見渡す時、人生より10倍長い時間に思いを馳せます。では1億倍長い時間を考えられるでしょうか――KEKは9月28日、そんなテーマの一般向け講演会「1300年の都から宇宙130億年の時を想う」を奈良市で開催します。名古屋大学素粒子宇宙起源研究所(KMI)との共催です。

開催概要
日時:2025年9月28日(日)14:00~16:30
開場:13:30
会場:奈良春日野国際フォーラム甍(奈良市春日野町101)
入場料:無料
香取秀俊氏(東京大学工学系研究科教授/理化学研究所 時空間エンジニアリング研究チーム チームディレクター)、大栗博司氏(カリフォルニア工科大学理学部長+ケント&ジョイス・クレサ・リーダーシップ・チェア フレッド・カブリ冠教授/東京大学 特別教授)、KEK素粒子原子核研究所の齊藤直人所長の3人がそれぞれ講演し、そのあとパネルディスカッションを行います。
光格子時計の発明者として知られる香取氏、理論物理学者で「重力とは何か」など一般向けの著作も多い大栗氏も登壇するだけでなく、会場は能楽ホールです。日本の伝統的な様式美を背景にした最先端の科学トークというユニークなイベントになりますので、事前の報道をぜひご検討ください。詳細は下記をご覧ください。
【無料】一般向け科学講演会「1300年の都から宇宙130億年の時を想う」
またイベント終了後、講演者への取材機会を設けます。当日の取材もぜひご検討ください。関係者席を用意します。当日の取材ご希望の方は、氏名、所属、携帯電話番号を書いたメールを press@kek.jp に9月27日(土)までにお送りください。

今回の一般向け科学講演会は、9月23日から28日まで開催される「第9回 素粒子物理学における対称性に関する国際シンポジウム」の一環として開かれます。
お問い合わせ先
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 広報室
Tel: 029-879-6047
e-mail: press@kek.jp