2025年
11/14
開催
開催日時
2025/11/14(金)15:30〜16:30
開催場所
東海キャンパス1号館116室 & Zoom
講演者
板谷 治郎
東京大学物性研究所 極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR) 教授
言語
日本語
お問い合わせ
mihoiga@post.kek.jp
アブストラクト:
1980年代後半からの高強度・極短パルスレーザー技術の進展により、高次高調波(HHG)を用いた軟X線アト秒パルスの生成と、その分光応用が実現した。
2000年代以降は長波長励起のための赤外光源の開発が進み、軟X線アト秒パルスの波長域は「水の窓」領域まで拡張され、元素選択性の高い超高速分光をアト秒精度で実施できるようになった。
本講演では、高強度レーザー技術とアト秒科学のこれまでの展開を概説し、今後の光源技術の方向性とい分光研究への展望について議論する。