研究者向け情報

本機構における共同利用・共同研究について

高エネルギー加速器研究機構は大学共同利用機関として、全国の大学等の研究者に対して、高エネルギー加速器に関わる大型設備を用いた研究の場を無償で提供するとともに、研究ネットワークの中核として研究会の開催等をしています。 研究分野は素粒子物理学だけではなく、加速器から得られる各種量子ビームを用いた物性物理、化学、生物学、医学、材料工学など、広い分野をカバーしています。

共同利用実験はすべて公募されています。 共同利用実験ヘの応募から実施までの流れは「共同利用案内」をご覧ください。 共同研究や研究会に参加する場合も含めて、必要な諸手続きの方法を紹介しています。 共同利用公募などの詳細は「実験・研究公募要項」をご覧ください。

共同利用・共同研究の支援について

大学共同研究機関である本機構は、日本国内の大学等の多くの研究者、ならびに研究者の自主的な組織である多くの学会や関係組織の要望によって設立されました。

特に単独の大学等では維持できない大型加速器施設は多くの大学等の研究者が共同で利用するために整備された施設なので、機構外から来訪する利用者(ユーザー)に対して充実した支援プログラムを用意して、効率よく、快適な研究が行われるようにしております。 最も大きな支援プログラムは旅費支給制度です。 支給上の制限はありますが、ユーザーは共同利用等の為に必要な旅費支援が受けられます。

また、数日にわたる滞在が必要な利用者は、機構内の宿泊施設を利用する事が可能です。 さらに、国外から長期に滞在する利用者のために家族用宿泊施設も用意しています。

これらのユーザー支援を円滑に行うためにユーザーズオフィスを設置し、 手続きの簡素化のために共同利用
者支援システム
というwebシステムを開発・運用しています。

手続き等の詳細はユーザーズオフィスにお問い合わせ下さい。

共同利用・共同研究の研究成果の発表について

KEKの施設を利用して得られた研究成果の出版に際して、プレス発表を連動して行う場合には、各研究所・研究施設の担当者にご一報願います。

プレス発表は、KEKと共同で行うことが可能です。 KEKにおけるプレス発表の手順概要については、 職員向け広報室ページにあるプレスリリース手順(所内からのみアクセス化)を参照頂くか、 広報室(proffice@kek.jp)にご連絡ください。

加えて、各研究所・研究施設などの組織毎に、部内の手順細目等を定めている場合がありますので、具体事案に関するご相談・お問い合わせは、各研究所・研究施設の担当者までお寄せ下さい。

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最終更新日 2024/03/19