測定器開発室セミナー/廣瀬 穣 氏
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開始 | 2015/10/30(金)13:00 |
終了 | 2015/10/30(金)14:30 |
会場 | 4号館3階輪講室2 |
講演タイトル | ATLAS実験アップグレードに向けたピクセル検出器試験用読み出しシステムの開発 |
講演者 | 廣瀬 穣 氏(東工大) |
言語 | 日本語/Japanese |
連絡先 | mibe at post.kek.jp |
ウェブサイト | http://rd.kek.jp/seminar_01.html |
食堂・売店 | /0 |
概要
ATLAS 実験では HL-LHC に向けたアップグレード用検出器の研究開発を行っている。このアップグレードに伴うピクセル検出器の取り替えに向けて ATLASJapan シリコングループでは新しいピクセル検出器に用いる読み出し ASIC、センサーやそれらを組み上げたモジュールの試験を行うための読み出しシステムを開発している。ATLAS 実験の実機で用いる読み出しシステムは非常に大規模であり、実験室レベルでの研究開発には不向きであるため、ATLAS 実験グループ内では小型且つ汎用性の高い読み出しシステムを開発することは重要であると考えられている。ATLAS Japan グループではこれを達成するため、SEABAS2 と呼ばれる測定器開発室 SOIPIX グループの開発した汎用読み出し基板を用いた。この基板にはネットワークプロセッサとして PC との通信を担う SiTCP 専用の FPGAと、ユーザとして汎用に使える FPGA が搭載されており、テスト用の読み出し基板としては十分な性能を持っている。このセミナーでは、このシステムの開発状況を紹介する。
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