測定器開発室セミナー/中野佑樹氏

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開始2015/08/24(月)15:00
終了2015/08/24(月)16:30
会場4号館3階輪講室2
講演タイトルスーパーカミオカンデにおけるラドン濃度測定技術の開発
講演者中野佑樹氏(東大宇宙線研、ICRR)
言語日本語/Japanese
連絡先mibe@post.kek.jp
ウェブサイトhttp://rd.kek.jp/seminar_01.html
食堂・売店利用予定なし/0

概要

スーパーカミオカンデ(SK)を用いた太陽ニュートリノ事象の解析閾値を下げるため、バックグラウンドの評価に関する研究を行っている。SKでは純水中に溶け込んでいるラドンの娘核種であるビスマス214由来の電子が主要なバックグラウンドであると考えられている。
ラドン起源のバックグラウンドを評価するために、これまでに純水中のラドン濃度を測定する技術開発を行ってきた。本講演では、高感度ラドン検出器の開発とその応用について発表する。具体的には、検出器の較正、測定システムの評価、ラドン濃度の測定結果、及びSKの将来の展望について議論する。

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