Phenomenology of Heavy vectorlike quarks
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開始 | 2015/04/14(火)14:00 |
終了 | 2015/04/14(火)15:00 |
会場 | 研究本館会議室1 |
講演者 | 原田 大輔 氏 (高エネルギー加速器研究機構) |
言語 | 英語/English |
連絡先 | 佐藤亮介、rsato-AT-post.kek.jp |
ウェブサイト | |
食堂・売店 | 利用予定なし/0 |
概要
K中間子の崩壊におけるCPの破れについて説明するた
め、クォークの世代数が、 少なくとも3世代以上であることが
知られている。標準模型の枠内では、4世代 目のクォークお
よびレプトンが存在してはいけないという理論的な理由は存
在し ない。しかしながら、最近のLHC実験におけるヒッグス
探索の結果によって、 4世代目のカイラルなクォークは強く
否定されている。この実験によって、4世 代目のクォーク自
体が否定されているわけではなく、その他の可能性として、
ベ クターライクフェルミオンが知られている。例えば、リトル
ヒッグス模型や余剰 次元の模型といった様々なNew
Physicsの模型において、このようなフェルミオ ンが導入さ
れている。従って、このようなベクターライクフェルミオンが
TeVス ケールの物理の与える影響について調べることは非
常に興味深い。我々の研究で は、個々の模型に依存せず
にベクターライクフェルミオンの効果について調べる ため、
有効模型を用いて、LHC実験における発見可能性やフレー
バー物理に与え る影響について調査した。セミナーでは、こ
の研究成果について議論する。
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