「ロシアによるウクライナへの侵攻について」機構長声明

「ロシアによるウクライナへの侵攻について」

このたびのロシアによるウクライナへの侵攻は、多くの人命を奪い、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、即時停戦と対話による平和的解決を強く求めます。

本機構は幅広い国際協力を通じて、人類の知に貢献する基礎研究を進めています。今回の事態はその基盤を大きく損なうものであり、到底、受け入れられるものではありません。学術の発展に及ぼす影響についても深く憂慮しています。

本機構は海外からも多数の研究者を受け入れており、今回の事態により、関係する研究者が大きな影響を受ける可能性があります。事態の行方を注視しつつ、ウクライナ、ロシア両国関係者への支援と、公正で平和的な研究環境を守るための努力を続けていきます。

2022年3月10日
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
機構長 山内正則