
科学と音楽の響宴2019

開催概要
日時 | 2019年12月01日(日) 14:00 開演 |
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対象 | 小学生以上(未就学児の入場はご遠慮下さい) |
定員 | 800名(全席自由席) |
場所 | ノバホール(つくば市吾妻1-10-1) |
入場料 | 無料/事前申込制 |
留意事項
- 公演当日は、入場券(ウェブ申し込みの場合は返信メールのプリントアウト)をご持参ください。お忘れの場合、ご入場いただけない場合があります
- 入場時は必ず全員揃ってからご入場ください
- 本公演は全席自由席です。ご入場いただいた順番で、空いているお席にお座りください
- 開場時刻は開演の30分前です。天候などの事情により、開場時刻を早める場合がございます。予めご了承ください
- 車椅子をご利用の場合、(公財)つくば文化振興財団(029-856-7007)まで事前にご相談ください
- 未就学児のご入場はご遠慮ください
第1部 レクチャー

石黒正人(いしぐろ・まさと)
自然科学研究機構 国立天文台 名誉教授
アルマ望遠鏡はチリ北部の標高5000mに建設された人類最大の電波望遠鏡。1980年頃からあった日米欧の単独計画を統合し、ミリ波・サブミリ波で史上最高の性能を達成しました。2013年の完成以降、原始惑星系円盤の詳細な画像化、宇宙誕生後5億年での酸素の存在の発見、ブラックホールの撮像への貢献など、様々な分野でめざましい活躍をしています。 講演では、アルマがどのようにして誕生したか、これまでどんな成果を出してきたかなどについて解説します。
自然科学研究機構 国立天文台 名誉教授
1970年から名古屋大学空電研究所にて太陽電波研究に従事後、1980年に東京大学東京天文台(現・国立天文台)助教授。野辺山宇宙電波観測所の創設に参加し、ミリ波干渉計のリーダーとして、装置の建設や共同利用運用に貢献するとともに宇宙電波研究に従事。1990年から1996年まで、同観測所長を務めた。1988年から2009年まで国立天文台教授、2009年退職、現在同名誉教授。 1983年頃から、国際共同プロジェクトであるALMA(アルマ:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)に初期の構想段階から携わり、日本側プロジェクトリーダーとして、計画の構築、サイト調査、予算獲得、国際交渉など計画全般にわたる推進役を務めた。
第2部 コンサート

トランペット 神代修(くましろ・おさむ)
作曲家・ピアニスト 德永洋明(とくなが・ひろあき)
- ヘンデル:「水上の音楽より」(ナチュラル・トランペット)/li>
- コジェルフ:「シンフォニア・コンチェルタンテ」(キー・トランペット)
- ヴェルディ:「アダージョ」(長管トランペット)
- ヒンデミット:「ソナタより」(ロータリー・トランペット)
- 高田信一:「コルネットとピアノのための小品より」(コルネット)
- 德永洋明:「金と銀の黎明」(トランペット)
(曲目は予告なく変更になる場合があります)
トランペット
1987年第4回日本管打楽器コンクール第1位。東京文化会館推薦オーディション合格。 1988年第57回日本音楽コンクール第2位(1位なし)。併せて松下賞受賞。 1990年東京フィルハーモニー交響楽団入団(96年まで副首席奏者)、東京藝術大学卒業。1992年プラハの春国際コンクール特別賞受賞、エクアドル国立交響楽団定期演奏会にソリスト出演。1995年ウィーン国立音楽大学に留学(~97年)。帰国後はソロCD「ジェントル・ストリーム」をはじめ10タイトルをリリースするなどソロ活動の他、多岐にわたる活動を開始する。2004年文化庁特別派遣芸術家在外研修員として同年12月より渡欧、E.H.タール、G.カッソーネの各氏に師事。 現在、大阪教育大学教授、洗足学園音楽大学客員教授、関西トランペット協会常任理事、日本管楽芸術学会理事、(財)地域創造「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト。 これまでに、津堅直弘、杉木峯夫、故中山冨士雄、A・ホラーの各氏に師事。 ラ・トロンバの会、なぎさブラスゾリステン、トランペット・カルテットT-Bros.七吹神喇叭倶楽部主宰。日本管楽芸術学会理事。
德永洋明(とくなが・ひろあき)作曲家・ピアニスト
1973年生まれ。湘南学園中・高等学校を経て東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。 1996年、第七回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第二位、2003年「2 agosto」国際作曲コンクール第三位等受賞多数。2013年文化庁芸術祭大賞受賞作品ラジオドラマ「2233歳」の音楽を担当。作品はオーケストラ曲から吹奏楽曲、室内楽曲、歌曲、合唱曲、ミュージカルなど多岐に渡り再演も数多い。また、アンサンブルピアニスト、指揮者としても数多くの舞台や録音に参加、優れた音楽性は高い評価を得ている。