12GeV陽子加速器での実験施設
12GeV陽子シンクロトロンから取りだされる陽子ビームを利用して、1977年から2005年まで素粒子や原子核等の研究が行われた実験施設です。
概要
KEKの12GeV陽子シンクロトロン(KEK-PS)は、日本で初めて建設された大型加速器として、1977年に共同利用実験を開始しました。 以来、高エネルギー物理学をはじめ、原子核物理学、中性子・中間子(ミューオン)による物質科学、陽子ビームによるがん治療等、広い分野の研究に利用されてきました。
泡箱実験施設、東カウンターホール、北カウンターホール、ニュートリノラインの実験施設にて、合計18本のビームラインが建設・運用され、2005年12月28日に共同利用を終了するまで、123課題の物理実験が行われました。 KEK-PSで多くの成果を上げた共同利用実験は、陽子ビームのエネルギーと強度を飛躍的に向上させたJ-PARCに引き継がれました。
運用終了時の各ビームライン
- 東カウンターホール:K2, K0, πμ, P1, π2, T1
- 北カウンターホール:K5, K6, EP1-B
- ニュートリノビームライン
関連ページ
- KEK-PS External Review 2008
- KEK-PS Beamlines
- KEK 12GeV-PS Experiments
- KEK-PS加速器
- KEK-PSブースター(NML)実験施設
- J-PARCハドロン実験施設
- J-PARCニュートリノ実験施設
- J-PARC加速器
- T2K長基線ニュートリノ振動実験
-
カテゴリで探す
-
研究所・施設で探す
-
イベントを探す
-
過去のニュースルーム