Madey と Bonifacioの業績から学ぶFELの過去、現在、そして未来
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開始 | 2017/06/01(木)14:00 |
終了 | 2017/06/01(木)15:30 |
会場 | PF研究棟2階会議室 |
講演者 | 羽島 良一氏 (量子科学技術研究開発機構) |
言語 | 日本語/Japanese |
連絡先 | 宮島 司 (PHS 4647) |
ウェブサイト | |
食堂・売店 | 利用予定なし/0 |
概要
自由電子レーザの発展に大きく貢献した二人の偉大な研究者、John Madey、Rodolfo Bonifacioが2016年に相次いで逝去した。Madey は相対論的電子ビームをアンジュレータに入射することで電磁波の増幅が可能であることを示した「FELの発明者」であり、Bonifacioは、high-gain FEL における自己増幅(SASE)、超放射(superradiance)の理論構築に大きく貢献した人物である。Madey らによる最初のFEL発振実験が行われた1975年以降現在まで、テラヘルツからX線まで幅広い波長領域をカバーする多数のFEL装置が建設され、実験に供されてきた。
本セミナーでは、Madey と Bonifacio の業績を振り返りながらFELの基礎をおさらいした後、先端光源としてのFELの未来を展望する。特に、電子加速器とレーザの最新技術を組み合わせることで、FELに新たな可能性が生まれることを例示し、関心をもつ研究者に議論の輪が広がるような材料を提供したい。
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