加速器セミナー 大電力運転での結合度可変入力カップラーの開発
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開始 | 2015/07/28(火)13:30 |
終了 | 2015/07/28(火)15:00 |
会場 | 3号館7階会議室 |
講演者 | 恵郷 博文氏 (Spring-8 加速器) |
言語 | 日本語/Japanese |
連絡先 | 肥後 寿泰 (PHS4196) |
ウェブサイト | |
食堂・売店 | 利用予定なし/0 |
概要
蓄積リングの高周波加速空洞内へ電力供給するために入力カップラーを用いる。カップラーは真空状態にある加速空洞と大気状態で運転する電力伝送回路を結合させるため、大電力透過と共に真空封止機能を持つ必要がある。このため、これまでのカップラーは定格ビーム負荷に合わせた結合係数に固定され、運転立ち上げ時や運転調整時等で定格のビーム運転を行わない場合、不要反射電力を生じていた。そこで真空封止状態を維持し、ビーム負荷の変化に応じて結合度を変えることができるカップラーの開発を行っている。このカップラーには結合度を可変させるチューナーが設けられており、空洞運転中でも結合係数が1から100程度まで任意の値に調整可能となる。今回、この結合度可変カップラーのシミュレーション設計、構造、モデルによる性能評価について報告する。
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