第29回 ILC 加速器・物理合同勉強会: 古くて新しい核力、三体力へのアプローチ
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開始 | 2015/07/16(木)12:30 |
終了 | 2015/07/16(木)13:30 |
会場 | KEK 3号館4階会議室 |
講演者 | 関口仁子(東北大学、湯浅年子賞受賞者) |
言語 | 日本語/Japanese |
連絡先 | tsunehiko.omori@kek.jp |
ウェブサイト | |
食堂・売店 | 利用予定なし/0 |
概要
三体力(三体核力)と呼ばれる核力が原子核でどのような役割を果たしているのか?原子核物理学で今最もホットな話題の一つである。
三体力とは、三つの核子が同時に作用することで引き起こされる力のことを言う。現在三体力は、原子核の束縛エネルギーと
いった基本量、中性子星の核物質など、原子核の諸性質の理解に欠かせない核力と考えられている。
我々は、重陽子と陽子との散乱実験を理研RIビームファクトリーで遂行し、一連の実験研究から三体力の研究を「理論の予
測」から「定量的な議論」へと進める土台を築いてきた。
講演会では、我々が切り拓いてきた三体力の実験的研究とその背景、また今後の展望についても言及したい。
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