生命科学

生命のしくみを理解し、健康な生活を維持するための研究

タンパク質は、ほとんどの生命現象を担う、巨大で複雑な分子です。たった20種のアミノ酸が鎖のようにつながったタンパク質は、折り畳まれて正しい立体構造を取ることによって、さまざまな機能を持った分子機械となります。たとえばヘモグロビンには酸素を運ぶための「ポケット」があり、筋肉ではアクチンとミオシンの構造変化による「引っ張り合い」によって筋収縮が起こっています。タンパク質がはたらくしくみの鍵はその立体構造にあります。

放射光はX線領域の非常に優れた光源です。放射光の特性を活かした新しい「エックス線撮影」や、微量の放射線の生物影響を調べる研究も行われています。