超伝導加速器による医療用RI製造実験開始 -モリブデン99の国内供給体制の確立を目指して-

   
  • 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
  • 株式会社アクセルレーター

概要

大学共同利用機関法人高エネルギ-加速器研究機構(以下「KEK」)は、株式会社アクセルレーター(東京都渋谷区、代表取締役 那珂 通雅)から、モリブデン99の国内供給体制の確立を目指した研究開発を委託され、この度、KEK加速器研究施設(山口誠哉施設長)の応用超伝導加速器センタ-において、エネルギー回収型線形加速器(Energy Recovery Linac: ERL)の小型実証機であるコンパクトERL(cERL)の超伝導加速器を用いた医療用RIであるモリブデン99の製造に国内で初めて成功した。 今回の研究成果から、国内で超伝導加速器を使った、十分な量の医療用RI製造が可能になることが期待される。

研究成果のポイント

  • ◇超伝導加速器を用いて放射性医薬品の原料となるラジオアイソトープ(放射性同位体、以下「RI」)の一つであるモリブデン99の製造に国内で初めて成功した。
  • ◇超伝導加速器の大出力で高安定という特長を活かすことで、ウラニウムを用いず、またウラニウムを用いないことでプルトニウムを発生することなく医療用RI製造が可能となる。
  • ◇特に、100%輸入に頼っていたモリブデン-99の国内製造が可能となり、安定供給が期待される。

詳しくは プレスリリース をご参照ください。

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