高エネルギー加速器セミナーOHO'19開催しました

   
集合写真(3号館エントランスにて)

2019年9月10日から13日までの4日間にわたりKEKつくばキャンパス3号館セミナーホールにおいて、高エネルギー加速器セミナーOHO’19が開催されました。 同セミナーは若手研究員の育成や、企業の研究者の加速器科学への理解を深める事を目的として、1984年以来毎年開催されているものです。

第36回目となる今年のセミナーは「SuperKEKB-ルミノシティフロンティアを切り拓く電子陽電子コライダー」と題して、企業、研究所、技術者、大学などの研究者、大学院生、大学生など94名が全国から参加しました。

SuperKEKB加速器は、建設終了後から順調にコミッショニングが進み、2018年ナノビーム方式による世界初の電子と陽電子の衝突に成功しました。 さらに、Belle IIに搭載する最後の測定器である崩壊点検出器(VXD)の設置も完了し、2019年3月からすべての装置を備え、KEKB加速器の40倍のルミノシティを目指した本格的な運転が開始されたところです。

今回のセミナーでは、そのSuperKEKB加速器について学びました。 講師の熱意が伝わり、参加者全員最後まで熱心に聞いていました。 プログラムには施設見学もあり、電子陽電子入射器棟(LINAC)、ダンピングリング(DR)、メインリング(MR)を見学しました。 

またOHOの呼びものの一つである「夜話」(講義ではなく研究者の方の経験談などを伺うセッション)では、加速器を使った素粒子物理学専門で、現在までにBelle実験、Belle II 実験、ATLAS実験に参加し、ILC実験の為の準備をしている石川明正氏に「Belle II 実験が目指す物理」について、大変感慨深いお話しをしていただきました。

本講義で使用されたテキストは以下のリンクよりご覧頂けます。

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