高崎史彦名誉教授が瑞宝中綬章を受章

   

高崎史彦(たかさきふみひこ)名誉教授が令和元年春の叙勲で、素粒子物理学における長年の功績が評価され、瑞宝中綬章を受章しました。

高崎名誉教授は高エネルギー物理学研究所で、日本初となる電子陽電子衝突型加速器「トリスタン」において測定システム「VENUS」の建設を主導。その後、KEKB加速器を使ったBファクトリープロジェクトを設計当初から指揮、Belle国際実験グループを率いてB中間子の崩壊過程の精密測定を行い、「小林・益川理論」の実験的検証を成し遂げました。同実験ではクォーク4体で形成される状態を世界で初めて実験的に固定することにも成功しました。

また、大学3年生らを全国から約70人集めて、素粒子・原子核研究の講義、実習、見学を行う一週間のスクール「サマーチャレンジ」を2007年にスタートさせるなど、高﨑名誉教授は若手の育成にも大きな貢献をしています。

略歴

  • 1971年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了
  • 1986年 高エネルギー物理学研究所トリスタン計画推進部教授
  • 2006年 高エネルギー加速器研究機構理事/高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所所長
  • 2012年 高エネルギー加速器研究機構名誉教授

賞歴

  • 2001年 - 仁科記念賞
  • 2010年 - 折戸周治賞
  • 2016年 - 米国パノフスキー賞
  • 2017年 - 日本学士院賞

高崎名誉教授

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