IINASフォーラム~効果的で魅力のある国際スクールを企画・運営するために~KEKで開催

   

KEKは3月1日、「IINASフォーラム~効果的で魅力のある国際スクールを企画・運営するために~」をつくばキャンパスで開催しました。同フォーラムは、国際スクールに関わる教職員らを対象に国際スクールの好事例を学んだり、そのアイデアを交換したりする場です。KEKは2018年からIINAS(大学加速器連携ネットワークによる人材育成プログラム)を通じて加速器科学分野の国際スクールを支援しています。

高エネルギー加速器科学の分野では大型加速器を保有する研究施設が世界的に限られているため、学生や研究者がこれらの研究施設を利用して第一線の研究者から指導を受けられる機会はそう多くありません。この問題を解消するため、数日から数カ月の集中講義や実習を行う国際スクールが各地で数多く実施されています。 IINASフォ-ラムはそんな国際スクールをもっと魅力的に、より効果的にするための活動です。

講演するMartijn Mulders氏

今回のフォーラムの講師は欧州合同原子核研究機関(CERN)物理スクールでCERNスクールシリーズを運営しているMartijn Mulders氏。講演では、CERNでの若手研究者の人材育成の取り組みや教育効果を高めるアクティブ・ラーニングを取り入れたカリキュラムの構築、スクールの運営法などについて分かりやすく解説しました。とくに、会場の選定、学生の募集、実習やディスカッションを魅力的にする工夫など具体的なノウハウについても紹介しました。

講演の後は、MuldersさんとKEK素粒子原子核研究所の小林隆副所長、総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センターの大石一城副主任研究員、総合研究大学院大学/国立天文台の関井隆准教授の4人によるパネルディスカッション。小林さんからはJ-PARC/SOKENDAI夏の学校、大石さんからは中性子・ミュオンスクール、関井さんからはアジア冬の学校と、それぞれが関わっているスクールの事例を紹介しました。 

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