KEK-ILCアクションプランの補遺を公開

   

KEKは「KEK-ILCアクションプラン(以下、「アクションプラン」)」の補遺を公開いたしました。

昨年、日本の高エネルギー物理学研究者会議およびリニアコライダー・コラボレーション(LCC)の物理・測定器グループから、ヒッグス粒子を大量に作り出して実験を行う「ヒッグス・ファクトリー」として、250ギガ電子ボルト(GeV)の重心系エネルギーで運用するILCを建設することが提案されました。同年11月、高エネルギー物理研究に用いる加速器の建設と運用における国際協力の促進を目的に設立された国際組織である、国際将来加速器委員(ICFA)から、250GeVのILC加速器建設を支持しILC早期実現を奨励する発表がありました。

この補遺は、2016年1月に策定したアクションプランについて、250GeVで運用するILCに関する追記をおこなったものです。また、2016年以降、電子・陽電子の加速を行う最重要要素「超伝導加速技術(SRF)」のコスト削減に関する研究開発が日米共同で進められており、その成果も反映された内容となっています。

本アクションプランは、KEK機構長の下に設置された機構内ワーキンググループの検討により、文部科学省がILC計画の実施を前提に諸外国との交渉を始めることを決定した場合のKEKの対応をまとめたものです。

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