KEK公開講座「高エネルギー加速器の最前線」

   

研究で蓄積された知見や加速器科学について地域のみなさまに広く紹介するKEK公開講座。 今年度は、「高エネルギー加速器の最前線」をテーマに開催します。

講義1:世界最大の加速器LHCがさぐる宇宙の始まり

講師:花垣和則(KEK素粒子原子核研究所 教授)

宇宙がどう誕生し、どのように発展していくのか。 人類はどこからきて、どこへ行くのか。 有史以来、私たちが持ち続けてきた疑問です。

こういった究極的な問題の一つ、宇宙誕生の謎に迫るべく、人類は円周27kmにもおよぶ巨大な実験装置(LHC)を10 年以上の歳月をかけて完成させました。 これで、宇宙誕生の数分の1秒後の世界を再現し、その振る舞いを調べています。 宇宙誕生直後にはなかったと考えられる素粒子の質量の起源。 暗黒物質の正体は?素粒子物理学上の様々な問題を解決すると考えられている「超対称性」は存在するのか? これらの謎を解決すべくLHCについて紹介します。

講義2:国際リニアコライダーILCの超伝導加速器について

講師:佐伯学行(KEK加速器研究施設 准教授)

2013年に欧州のCERN研究所にて「ヒッグス粒子」が発見されました。 ヒッグス粒子は、全ての粒子に質量を与える不思議な粒子です。 ヒッグス粒子の発見で、物質や宇宙のことが分かったのですが、逆に謎が深まったとも言えます。

そのヒッグス粒子をさらに研究し、未発見の「暗黒物質」等の探索を行うことを目指して、国際リニアコライダー(ILC)計画を日本に誘致する活動が行われています。 ILC計画の加速器と実験について分かりやすく説明します。

開催概要

日時2017年06月10日(土)13:30~16:00
会場KEK研究本館 小林ホール
対象中学生以上
定員170名(先着順)
参加費無料

申し込み方法

定員に達したため締め切りました

問い合わせ先

  • KEK広報室
  • 電話:029-879-6047
TOP