
科学と音楽の響宴2011
開催概要
日時 | 2011年12月04日(日) 14:00 開演 |
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対象 | 小学生以上(未就学児の入場はご遠慮下さい) |
定員 | 800名(全席自由席) |
場所 | ノバホール(つくば市吾妻1-10-1) |
入場料 | 無料/事前申込制 |
留意事項
- 公演当日は、入場券(ウェブ申し込みの場合は返信メールのプリントアウト)をご持参ください。お忘れの場合、ご入場いただけない場合があります
- 入場時は必ず全員揃ってからご入場ください
- 本公演は全席自由席です。ご入場いただいた順番で、空いているお席にお座りください
- 開場時刻は開演の30分前です。天候などの事情により、開場時刻を早める場合がございます。予めご了承ください
- 車椅子をご利用の場合、(公財)つくば文化振興財団(029-856-7007)まで事前にご相談ください
- 未就学児のご入場はご遠慮ください
第1部 レクチャー
第1部 レクチャー
鈴木 厚人(すずき・あつと)
高エネルギー加速器研究機構(KEK) 機構長
日本の誇る素粒子物理学・ニュートリノ物理学研究の専門家であり、仁科賞や2006年の学士院賞を含む数々の賞を受賞している鈴木厚人高エネルギー加速器研究機構長によるニュートリノについての写真や図を使った分かりやすいお話です。 ニュートリノの魔力・魅力にとりつかれた30年を振り返って、「ニュートリノってなに?」、「ニュートリノをさがそう」、「ニュートリノを捕まえよう」、「神岡鉱山でニュートリノを追う:神岡三世代ニュートリノ実験」、「加速器を使ってニュートリノを調べる」から、今後の「これからのニュートリノはここが面白い」まで、ニュートリノの世界をたっぷりと解説します。
高エネルギー加速器研究機構(KEK) 機構長
新潟県で生まれ、東北大学副学長を経て、現在高エネルギー加速器研究機構長。 (理学博士)素粒子物理学・ニュートリノ物理学が専門。 カミオカンデ実験、スーパーカミオカンデ実験を経て、液体シンチレータを用いたニュートリノ検出装置(カムランド)を建設し、ニュートリノの振動現象を世界で初めて観測、「消えた太陽ニュートリノの謎」を解決した。 また、地球内部から飛来する反ニュートリノの検出にも世界で初めて成功した。 高エネルギー加速器研究機構の機構長に就任してからは、日本のみならず世界での物質の根源を探る素粒子研究の推進に邁進している。 仁科賞・学士院賞など多数の賞を受賞。
第2部 コンサート
ピアノ 中野 翔太(なかの・しょうた)
- 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
- 献呈/シューマン/リスト
- 超絶技巧練習曲 No.12 「雪あらし」/リスト
- 愛の夢 No.3 in A-flat Major/リスト
- 練習曲 op. 10-12「革命」/ショパン
- 慰め No.3 in D-flat Major/リスト
- The Man I Love/ガーシュウィン
- ラプソディー・イン・ブルー/ガーシュウィン
ピアノ
1984年、物理学者の父、ピアノ教師の母のもと、茨城県つくば市に生まれ5歳からピアノを始める。 1998年小澤征爾と共演、また同年ワシントンの日本大使公邸における演奏会に出演しスラトキンに絶賛される。 1999年からジュリアード音楽院で学び、ピアノをカプリンスキーに、室内楽をパールマンに師事。 2000年以降広範な音楽活動を始め、数多くの演奏会でデュトワ、小林研一郎、小澤征爾らの著名指揮者、ロストロポーヴィチら著名演奏家と共演。 日本国内のみならずアメリカやフランスでもリサイタル、オーケストラ演奏会、FMなどに出演している。 またジャズの松永貴志と即興も交えた演奏を披露するなど更なる進化を遂げている。 2009年8月シューマンのピアノ曲集でデビューアルバムをリリース。 レコード芸術10月号の特選盤に選ばれる。 2005年第15回出光音楽賞受賞。