KEKサイエンス・カフェ

KEKでは毎週金曜日の19:00より、BiVi つくば(つくば総合インフォメーションセンター2階)にて「KEK サイエンス・カフェ」を開いています。このイベントでは研究活動の中心を担っている若手研究者を中心に話題を提供してもらい、最先端の研究成果や研究の面白さ、また研究者自身に関することなど、参加者も含めて気軽に議論・雑談できる場を提供しております。基本的に毎月一つのテーマを決めていますが、参加者のみなさんの要望を交えながら展開していくスタイルが「KEK サイエンス・カフェ」の特徴です。まさに筋書きのない参加型イベント。どなたでもお気軽に都合のよい時間にお立ち寄りください。

サイエンス・カフェとは、科学の専門家と市民のみなさんが、比較的小規模なスペースでコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場です。サイエンスカフェの活動は、市民と科学者・研究者をつなぎ、科学の営みやその役割・意義について理解を深める新しいコミュニケーションの手法として各地で注目されています。

【今月のご案内(2017年6月)】
Vol.19:2017年6月「幽霊粒子とも呼ばれる素粒子ニュートリノ」
J-PARCでのニュートリノの作り方、T2K実験、将来のHK計画と、てんこ盛りな感じでお話します。

日 程:6月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金)、30日(金)
ゲスト:関口哲郎さん(素粒子原子核研究所 研究機関講師)、上野一樹さん(素粒子原子核研究所 助教)、髙橋将太さん(広報室 広報コーディネータ/つくば科学教育マイスター)
時 間:19:00 〜 20:00 (18:30 開場)
場 所:つくば総合インフォメーションセンター(BiVi つくば2階)
定 員:約20名(予約不要)
備 考:飲食物持ち込み可/事前予約は不要です/立ち見の参加でも構いません


【これまでに実施してきたKEKサイエンス・カフェ】
Vol.18:2017年5月「ご冗談でしょう、マイスター」
4月に「つくば科学教育マイスター」の認定を受けた"しょーたくん"が物理や科学技術コミュニケーションについてお話ししました。
〈#56:12日(金)〉〈#57:19日(金)〉〈#58:26日(金)〉

Vol.17:2017年4月「Belle II THE MOV/E」
前田陽祐さん(名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構)
〈#52:7日(金)〉〈#53:14日(金)〉〈#54:21日(金)〉〈#55:28日(金)〉

Vol.16:2017年3月「唸れ!プロトンドライバー」

栗本佳典さん(加速器研究施設/J-PARC)に自身の研究を紹介してもらいました。
〈#49:3日(金)〉〈#50:10日(金)〉〈#51:31日(金)〉

Vol.15:2017年2月「YOUは何しにKEKへ?」
海外のコラボレーターがゲストを務める初の試みです。Belle2で得られたデータを計算/解析する研究に携わっているミッシェルさん、ニュートリノ実験をしているメーガンさん、Belle2実験をしているロバートさんに英語と日本語で自身の研究を紹介してもらいました。
〈#46:2月10日〉〈#47:17日(金)〉〈#48:24日(金)〉

Vol.14:2017年1月「加速器でわかったこと、わからないこと」
新しい物理法則を求めて挑戦を続ける素粒子物理学の話を、山内正則KEK機構長が解説しました。SuperKEKB/Belle2の挑戦、物質材料科学&生命科学への応用、物理学者としての夢も参加者のみなさまと共有しました。
〈#43:1月13日〉〈#44:20日(金)〉〈#45:27日(金)〉

Vol.13:2016年12月「世界で一番大きな"ベル"」
ジングルベルにハンドベル、12月は様々なベルが現れますが、KEKには、世界で一番大きなベルがあります。そう、皆様ご存知、Belle II(ベルツー)実験!今月のKEKサイエンスカフェでは、Belle II実験について、ゆるく、楽しくご紹介しました。
〈#40:12月2日〉〈#41:12月9日〉〈#42:12月16日〉

Vol.12:2016年11月「微分?なにそれおいしいの?」
「微分・積分・いい気分♪」や、「サイン・コサイン・タンジェント」という言葉。リズムで覚えたことがあるけれど、同時にいや~な記憶がフラッシュバックしてくる方も多いのではないでしょうか。また、抽象的な概念ならなんとなくわかるけど、どんな現場で応用されているのか知られていない数学的世界かもしれません。11月のカフェでは具体例も用いながら、「微分」などの便利さ、美味しさをみなさんと語り合いました。
〈#38:11月18日〉〈#39:11月25日〉

Vol.11:2016年10月「ナミナミならぬ波のパワー」
私たちの身の回りには波の性質を示すものがたくさんあります。参加者に実験に加わっていただきながら、波の様々な特徴を調べてもらい、ニュートリノ振動や重力波などの最新研究を紹介しました。
〈#34:10月7日〉〈#35:10月14日〉〈#36:10月21日〉〈#37:10月28日〉

Vol.10:2016年9月「相対性理論について考えてみる。たとえば重力波とか?
アインシュタインの相対性理論は、直感的には理解しにくいなんとも不思議な世界です。未だに間違っていると主張する人もいるのですが、実は色々な実験で確認されています。もちろん100%完璧というわけではなく、今もより高い精度での検証の努力が続けられています。その結果、今ではGPSなど日常社会でも役立っています。また、宇宙の理解にも無くてはならないものです。ブラックホール、ビッグバン...これら宇宙の不思議もみな相対性理論と関係しています。2016年春に相対性理論の中で未発見だった重力波が観測され、ブラックホールの様子や宇宙の進化の仕方なども分かるようになってきました。9月は相対性理論や宇宙について思いを巡らしてもらうラインナップを揃えました。
〈#30:9月2日〉〈#31:9月9日〉〈#32:9月23日〉〈#33:9月30日〉

Vol.9:2016年8月「ダイぶ・ハード/ロスト・デイズ」
アプリ(=ソフトウェア)開発はとっても身近になってきましたが、それを動かす基盤であるハードウエアの開発はとても重要です。科学の研究でも同様で、遠くの星を詳しく観察するために望遠鏡を作ったり、反対に極微なものを観察するために顕微鏡を作ったり、研究者は必要に応じてハードウェア開発をごく自然に行ってきました。また宇宙線の観測をするために、自らハードウェアとなり、気球に乗って観測を行い、お星さまになってしまったり、という話もありますが...それでも生き残った、ダイ・ハードな科学者らによって今の研究基盤が築き上げられたとも言えるハードウエア技術について、最先端科学の開発現場を紹介しました。
〈#28:8月5日〉〈#29:8月19日〉

Vol.8:2016年7月「Why!? シミュレーション」
レーシングゲームや、スマートフォンの使用感を表現する時に使われる「ヌルヌル感」は画面をタッチしたりスク ロールしたりしたときの動きの滑らかさを意味します。7月のサイエンス・カフェでは、その「ヌルヌル感」を実現するために使われるシミュレーションの話を 取り上げました。さらに、このシミュレーションはスマートフォンやゲームだけではなく、粒子線を使ったがん治療や素粒子物理の第一原理計算にも利用されていてその最前線を解説しました。
〈#25:7月15日〉〈#26:7月22日〉〈#27:7月29日〉

Vol.7:2016年6月「一家に1枚『水素』を深読み!」
2016年は英国の物理学者、ヘンリー・キャベンディッシュが水素を初めて発見して250年になります。水素という言葉を身近に見聞きするようになった今、水素に関する正しい知識を学び、その可能性について紹介しました。
〈#23:6月10日〉〈#24:6月17日〉

Vol.6:2016年5月「白熱!本当に強い力の話をしよう」
人間力、コミュ力、女子力、......最近の人間社会には様々な「◯◯力」が溢れています。 では、この様々な「力」の中で自然に存在するものは一体いくつあるのでしょうか?実は......たったの4つです。その中でも、私たちの生活に大きく影響している、身の回りのものを動かす力は電磁気力と呼ばれる、電気や磁石の力であることが分かっています。さらに、身の回りのものを細かく砕いていった究極の粒子の世界では、強い力と呼ばれる別の力が支配していて、私たちの身の回りとは違う不可思議な現象が起こります。この究極の粒子と強い力の織りなす世界の最先端を紹介しました。
〈#20:5月13日〉〈#21:5月20日〉〈#22:5月27日〉

Vol.5:2016年4月「宇宙最古の光を追え!CMB チャンネルで宇宙誕生の瞬間に迫る」
普段ご家庭で見ているテレビやラジオは電波に乗った情報を受信しています。 電波の周波数ごとに異なった情報を乗せることかができるため、チャンネルを回せば番組を変えることができます。では、受信する電波の周波数をどんどん高くしていくと何が見えるのでしょうか?実は誕生直後の宇宙の姿が見えてくるのです。この特殊な電波は宇宙で最初に生まれた電磁波で宇宙背景放射「CMB」という名前が付いています。この「CMB」について紹介しました。
〈#16:4月1日〉〈#17:4月8日〉〈#18:4月15日〉〈#19:4月22日〉

Vol.4:2016年3月「とある粒子の加速器」
KEK の加速器では電子とその反粒子を光速のほぼ 100%まで加速し、その二つを衝突させて未知の粒子ができないか探しています。 また、ヨーロッパの CERN 研究所では陽子を加速して衝突させ「神の粒子」と呼ばれるヒッグス粒子を発見しました。 このようにして、加速器を使うことで「新しい粒子」を探すことができます。 もしかしたら、東海村の加速器施設 J-PARC で初めて加速される素粒子ミューオンでGN粒子のような未知の粒子が発見されるかもしれません。その加速装置について紹介しました。
〈#12:3月4日〉〈#13:3月11日〉〈#14:3月18日〉〈#15:3月25日〉

Vol.3:2016年2月「宇宙の謎に迫るBelle II実験」
2008年のノーベル賞から早7年、今では世界中の物理学者が小林・益川理論のあら探しをしようと様々な実験を行っています。なぜでしょう?それは宇宙がどうやってできたのか謎のままだからです。SuperKEKB 加速器を使う Belle II 実験もそんな実験のひとつ。 小林・益川理論を証明したあの Belle 実験が生まれ変わって帰ってきます。つくばで行われる世界最先端の研究を紹介しました。
〈#9:2月5日〉〈#10:2月12日〉〈#11:2月26日〉

Vol.2:2016年1月「近日開店:SuperKEKB加速器」
KEK のみならず世界の物理学会にとって重要なプロジェクトであり、今まさに運転が開始されようとしている SuperKEKB 加速器について紹介しました。
〈#5:1月8日〉〈#6:1月15日〉〈#7:1月22日〉〈#8:1月29日〉

Vol.1:2015年11月「ニュートリノの『ニュ』」
2015年ノーベル物理学賞に選ばれた「ニュートリノ」の研究のお話をしました。
〈#1:11月13日〉〈#2:11月20日〉〈#3:11月27日〉〈#4:12月4日〉

関連ページ
素粒子ナイト | KEK素粒子原子核研究所