X線吸収微細構造(XAFS)ステーション

結晶でない物質の局所構造や化学状態を観る

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蛍光XAFS実験装置 (BL-12C)

XAFS(ザフス、X-ray Absorption Fine Structure / X線吸収微細構造)とは、入射するX線のエネルギーを変えながら物質による吸光度を測定する実験方法で、注目した原子の近傍の局所的な構造や化学状態を知ることができます。連続的なエネルギーのX線が得られる放射光はXAFSにもっとも適した光源です。分析する試料は結晶になっていなくても良く、軽元素以外の実験は大気中で可能なので、測定できる試料の自由度が高いことが特徴です。また、蛍光XAFSという、吸収の代わりに蛍光X線を測定する手法では、微量な成分も高感度で測定できます。最近では土壌や植物など、環境物質の分析にも広く使われています。

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生きた植物を測定している様子(BL-12C)

ビームライン

BL-7C, BL-9A, BL-9C, BL-12C, BL-27B, AR-NW10A

関連サイト

硬X線XAFS

軟X線(軽元素)XAFS