ハドロンビーム研究

大強度陽子加速器施設J-PARC(Japan Proton Accelerator Research Complex)ハドロン実験施設において世界最強のK中間子ビームを生成するためのビーム輸送、ビーム光学の研究を行います。

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目的・ビジョン

J-PARCハドロン実験施設における世界最強のK中間子ビームを用いて、素粒子・原子核物理学の研究を展開しています。特に研究の基盤設備であるビームライン、スペクトロメータなどのハードウェアの研究・開発・設計・建設・運転を行い、ハドロン実験施設でのハイパー原子核の研究や、中性K中間子の稀崩壊の 研究等を推進しています。

概要

J-PARCハドロン実験施設では、50GeVシンクロトロンから取り出された大強度陽子ビーム(最大パワー:750kW)を200mのビームラインでハドロン実験ホールに輸送し、金属製の二次粒子生成標的に照射してK中間子ビーム等の二次ビームを発生させます。生成した二次ビームを実験エリアまで輸送し、様々な原子核・素粒子物理学の実験に提供します。ハドロン実験施設では、原子核物理分野ではストレンジクォークを含んだハイパー原子核や、K中間子媒介として陽子2個が束縛するようなエキゾチックハドロンと呼ばれる多様な物質構造の研究、素粒子物理分野では中性K中間子のCP対称性の破れを探索する研究や、荷電K中間子の時間反転対称性の破れを探索する研究等、K中間子ビームを主軸として、様々な実験的研究が展開されています。

関連するWebページ

J-PARCハドロン実験施設 http://j-parc.jp/NuclPart/index.html