第5回KEK-TRIUMF科学シンポジウムが開かれました

2017年12月20日 トピックス
 

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「第5回KEK-TRIUMF科学シンポジウム」が12月14、15日の両日、カナダ・バンクーバーのTRIUMF(トライアンフ)研究所で開かれました。シンポジウムには約60名が参加し、KEKからは山内機構長、岡田安弘理事ら22人が参加しました。

KEK-TRIUMF科学シンポジウムに参加した関係者
このシンポジウムは、両機関のトップを含めた公式なコミュニケーションの場として、2008年の「日加修好80周年記念素粒子加速器科学シンポジウム」以降、KEKとTRIUMFで交互に定期開催されているものです。今回は、シンポジウムに併せ、TRIUMFにおけるKEK分室の開所セレモニーが開かれました。

1日目は、分野ごとの研究協力や広報の取り組みについて発表・議論がなされました。まずTRIUMFのジョン・バガー所長と山内機構長から両機関で推進する研究プロジェクトの現状と今後の展望を発表。その後、ミュオンを使った素粒子物理学実験ならびに物性科学実験、そしてBelle II実験の進捗状況が報告されました。引き続き、今年11月にTRIUMFで初めて生成に成功した超冷中性子(UCN)実験や、ニュートリノ、加速器や原子核物理、広報などの各分野について、成果報告や協力の可能性についての意見交換が行われました。

TRIUMFのKEK分室開所を祝うテープカット。写真左から、TRIUMFのジョン・バガー所長、KEKの山内正則機構長

また、TRIUMFにおけるKEK分室の開所式が開かれ、バガー所長と山内機構長がテープカットセレモニーの後、分室見学を行いました。分室の設置については、2015年12月に相互に分室を設置する協定を結び、2016年5月にはKEKにおけるTRIUMF分室を開所。今回のKEK分室開所により、両機関の分室が正式に開所することとなりました。1日目はその後、施設見学や、広報を含む各セッションの意見交換を行いました。

2日目は、前日の各セッションの議論のまとめについて報告がなされました。新たな協力への提案が多数出されたのち、両機関の執行部間の会合が開かれ、今後の更なる協力関係の展望を確認しました。

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2015年12月18日トピックス KEKとTRIUMFが分室設置に関する協定を締結
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