アジア加速器・測定器フォーラム AFAD2017 開催

2017年2月2日
IMPで製造中の超伝導スポークキャビティに見入る見学者

1月16日(月)、17日(火)の2日間、中国甘粛省蘭州市に所在する中国科学院近代物理研究所(Institute of Modern Physics, IMP)において、アジア加速器・測定器フォーラム「AFAD 2017」が開催されました。

AFADは、加速器及び加速器関連技術、検出器の研究開発、またそれらの応用分野におけるアジア地域内での連携と協力のさらなる発展を目指し、2011年度に発足したフォーラムです。今年は日本や中国をはじめとする8つの国と地域から、研究者や企業関係者186名が参加しました。

本フォーラムでは、参加者が一堂に会してのプレナリーセッションで開会、加速器に関連する7つの技術分野(光科学、検出器開発、産業・医療応用、革新的加速器、ハドロン・中性子科学、ネットワーク・計算機、低温工学・超伝導)のワーキンググループによるパラレルセッションが行われ、最終日のプレナリーセッションにおいて各分野のまとめが報告されました。全てのセッション終了後には、IMPの研究施設の見学ツアーが実施され、参加者たちはユニークな研究の現場を目の当たりにして、IMPの研究者たちと遅くまで活発な質疑を行っていました。

各国が持ち回りでフォーラムを開催することで、主催する国・地域の状況が毎回注目されるところがAFADの特徴です。今回はこれまで国外の研究者には比較的なじみのなかったIMPの状況や、建設が決まった超伝導ライナックを使った大強度イオン加速器計画(HIAF)、中国のADS計画(CIADS)など、中国における重要かつ様々な情報を直接見聞出来る良い機会となりました。

次回のAFADは韓国大田市の基礎科学研究院(Institute for Basic Science, IBS)傘下のRISP(Rare Isotope Science Project)研究所が主催することが正式に発表され、ワークショップは成功裏に終了しました。

AFAD参加者の集合写真

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AFAD2017
Institute of Modern Physics (IMP)