スウェーデン代表団がKEKを訪問

2016年10月17日

スウェーデン王国ルンド大学のビクター・オーボル(Prof. Viktor Öwall)工学部長らをはじめとするMIRAIプロジェクトの代表団が10月5日、高エネルギー加速器研究機構(KEK)つくばキャンパスを訪れました。代表団は、前日の10月4日にJ-PARCも訪問しています。

「MIRAIプロジェクト」とは、スウェーデンと日本の17の大学が形成する国際コンソーシアムで、両国の研究協力の振興、若手研究者の育成・交流を目的として、共同でのセミナーやワークショップ開催、研究者の交流プログラムや博士課程教育などの実施を予定しており、その協力分野には、大型研究施設を用いた研究及び物質科学に関する研究も含まれます。

一行はまず、KEKの岡田安弘・野村昌治両理事や山田和芳物質構造科学研究所長らと会談し、岡田理事からKEKの活動について説明を受けました。続いてオーボル工学部長から日本スウェーデンMIRAIプロジェクトが紹介され、その後山田所長から物質構造科学研究所の活動について説明を受けた後、スウェーデンと日本との研究協力について意見交換を行いました。

またオーボル工学部長から、ルンド市ではルンド大学MAX-IV研究所が運営する放射光施設 MAX-IVや、同市に建設中の欧州核破砕中性子源(ESS: European Spallation Source)を中核として、サイエンスビレッジ・スカンジナビア(Science Village Scandinavia)という学術研究地区が形成されつつあるという紹介がありました。

意見交換終了後、一行は、筑波実験棟のBelle II測定器と、フォトンファクトリーを見学しました。日本とスウェーデンの研究者の交流が深まることで、物質科学分野をはじめとする両国の研究協力がより活性化すると期待されます。

スウェーデン代表団一行とKEK関係者


関連サイト
Belle II実験
フォトンファクトリー
MAX-IV研究所(英文)
欧州核破砕中性子源(英文)
サイエンスビレッジ・スカンジナビア(英文)