2016年09月30日

【11月20日開催】「科学と音楽の響宴2016」のご案内

2016年9月30日

研究者による講演と、コンサートを組み合わせたイベント「レクチャー&コンサート 科学と音楽の響宴2016」を開催いたします。

第1部の講演では「ニュートリノの質量の発見と関連研究」と題して、梶田隆章氏(東京大学特別栄誉教授・東京大学宇宙線研究所長)がニュートリノ振動の研究を解説します。スーパーカミオカンデでニュートリノ振動が発見され、この発見によってニュートリノに質量があることがわかりました。 この発見への道のりも紹介していただきます。

第2部のコンサートでは「フルートで奏でる星と地球」と題した、日本を代表するフルート奏者である相澤政宏氏とピアニストの大堀晴津子氏によるお話と演奏をお楽しみください。曲目は『星に願いを』や『比重21.5』、『ウンディーヌ(水の精)』など。「比重21.5」はフルートのための曲目で、ジョルジュ・バレールが世界で初めて白金(プラチナ)でフルートを製作したことにちなんで、1936年にエドガー・ヴァレーズが作曲しました。実はプラチナの1立方センチメートルあたりの重さは約21.5gなのです。

この世で一番質量が小さいとされているニュートリノ。一方、現在確認されている118種類の元素の中で、プラチナは最も比重が大きい元素の1つです。今回は世界で一番軽いニュートリノと、重いプラチナのコラボレーションです。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。詳細はレクチャー&コンサート「科学と音楽の響宴」をご覧下さい。

科学と音楽の響宴2016

日 時:11月20日(日)14:00 より
    開場は13:30
会 場:ノバホール
    つくば市吾妻1-10-1/TEL:029-852-5881
講 演:梶田 隆章氏(東京大学特別栄誉教授/東京大学宇宙線研究所長)
    タイトル「ニュートリノの質量の発見と関連研究」
演 奏:相澤 政宏氏(東京交響楽団首席フルート奏者/東京音楽大学非常勤講師ほか)
    大堀晴津子氏(昭和音楽大学/同短期大学部非常勤伴奏講師)
    テーマ「フルートで奏でる星と地球」
参 加:参加費は無料ですが、要事前申込み
   
お申込みの受付は終了致しました。多数のお申込み有難うございました。
 
対 象: 小学生以上 (未就学児の入場はご遠慮ください)
定 員:800人(申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます)
主 催:高エネルギー加速器研究機構(KEK)/つくば市/(公財)つくば文化振興財団
協 賛:(公財)高エネルギー加速器科学研究奨励会
問合せ:高エネルギー加速器研究機構(KEK)広報室
    


出演者プロフェール


梶田隆章氏

相澤政宏氏

大堀晴津子氏

梶田隆章氏(東京大学特別栄誉教授/東京大学宇宙線研究所長)
1959年、埼玉県東松山市生まれ。物理学者。東京大学理学部附属素粒子物理国際研究センター助手、東京大学宇宙線研究所助手、助教授、教授を経て現職。岐阜県飛騨市の神岡鉱山の地下1000メートルに設置された実験装置「カミオカンデ」と「スーパーカミオカンデ」を使った実験に参加した。最も小さいと考えられる素粒子のひとつのニュートリノについて、地球の大気で生まれた大気ニュートリノを観測。移動中に粒の種類が変わる現象「ニュートリノ振動」を観測してニュートリノに質量があることを発見し、1998年の国際会議で発表した。「ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見」により、2015年にノーベル物理学賞を受賞した。1999年に仁科記念賞、2010年に戸塚洋二賞、2012年に日本学士院賞、2015年に文化勲章、文化功労者を受賞。現在は大型低温重力波望遠鏡KAGRAのリーダーも務める。

相澤政宏氏(フルート)
宮城県出身。東京音楽大学在学中に東京交響楽団のオーディションに合格。1991年、日本フルートコンベンションコンクール3位入賞。1995年、東京交響楽団首席奏者に就任。以来、ソリストとしても共演を重ねている。1997年、在京オーケストラのフルーティスト4人で「ザ・フルート・カルテット」を結成。2004年、津田ホールにてリサイタルを開催し、絶賛を浴びる。現在、東京交響楽団首席フルート奏者、東京音楽大学非常勤講師、日本フルート協会代議員、アジアフルート連盟理事。

大堀晴津子氏(ピアノ)
香川県出身。4歳よりピアノを始める。東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業、同大学大学院修了。同大学ピアノ科非常勤助手を経て、現在、昭和音楽大学・同短期大学部非常勤伴奏講師。PTNAピアノコンペティション全国大会金賞などソロでの受賞始め、びわ湖国際フルートコンクール一般部門最優秀協演賞受賞などアンサンブルでの評価も高い。現在はアンサンブルピアニストとして、室内楽や器楽伴奏を中心に演奏活動、またCD録音など活動の幅を広げている。

(更新 2016年10月26日)